ショー旅daiary

世界一周日記

世界一周 1ヶ国目 タイ ーボランティア編ー

こんにちは~

 

ショー旅diaryのしょーたです!

 

今回も前回に引き続き、タイのブログになります~。 前回はタイの観光編を

お届けしましたが、今回はボランティア編についてお届けします♪

 

世界一周なのにボランティア?と思った人は、最初のブログを読んでみてください!

 

それではさっそく行ってみましょう♪

 

ボランティア ー内容編ー

場所はタイのクラビ―というところで、観光地としても有名です!

地図で言うとこの辺

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今回僕が参加したタイのボランティアは、小学校で英語を教える!というものです。

 

とは言え、僕は英語の教員免許を持っている訳でもなく、

英語がペラペラという訳でもありません(笑)

 

もう生徒からしたら、なんやねんこいつ!って感じだと思います(笑)

 

じゅあ、何をしていたかというと

簡単な英語を使ってゲームをしたり、音楽に合わせながら

アルファベットを勉強したりしてました。

 

本当の目的としては、

英語を教える外国人と触れ合う機会を持つだと思います。

 

というのも今回ボランティアとして働いた小学校は、

クラビ―の中でも田舎にある小学校なので外国人が来ることはまずありません。

 

実際に、この小学校に外国人が来たのも、僕たちで2回目です。

 

子供達にとっても、僕にとっても貴重な2週間の時間で

何をしたのか出来たのか少し振り返ってみます!

 

まず、空港から学校に着くと、入り口にはこんなものがありました。

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学校にこーゆーのがあるって珍しくないですか?(笑)

 

すくなくとも僕は初めて見ました!

 

それはさておき、子供達も僕たちの到着を心待ちにしていてくれていたようで、

到着するとすぐに、手を振って近づいてきてくれました!!!

 

 

子供たちは本当にかわいいんですよ!

恥ずかしがって中々近づいてきてくれない子もいましたけどそれもまたかわいい(笑)

 

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そして自己紹介も程々に、施設の見学をさせてもらいましたが、

ここである事件が起きます。

 

僕たちの泊まる施設は学校の隣の小屋です。

それは行く前から知ってたのでオーケーです!

 

問題はここからです。

部屋からブ~ンて音が大量に鳴り響きます。

 

何かなって思ったら、犯人は蜂さんでした。

そう部屋の中に蜂の巣が2個ありました(笑)

 

これはさすがにしんどいので撤去をお願いしました。

来る前からやっといて欲しかったけど(笑)

他にも蛇がでたり、まーいろいろありましたがここでは省略です(笑)

 

前置きが長くなって申し訳ないですが重要なことなので伝えました。

 

さて、到着日はそんな感じでしたが次の日からさっそく授業が始まりました!

 

主な内容は

1・2年生がアルファベットを使って歌を歌ったりゲームの実施

3・4年生が数字や英単語を用いたビンゴ等ゲームの実施

5・6年生がビンゴゲームに加え、伝言ゲームの実施

 

まとめるとこんな感じです!

授業風景

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この学校は50人ほどの小規模で1クラス当たり10人もいません。

 

なので授業自体はやりやすく子供達もとても一生懸命に取り組んでました。

 

特に印象的だったのは、子供達の勉強意欲の高さ

 

普段あまり関わることのない人が授業をしているせいかもしれませんが

それはそれは意欲的に取り組んでくれて、発音の練習をする時の

声の大きさは半端ないです(笑)

 

子供とか大人とか関係なく、学びに意欲的な人はやはり魅力的だと

思います!! 

 

僕も今一度英語やその他、勉強に対する姿勢を見直していかなくては

いけないなーと思いました。

 

子供達、ありがとう!

 

ボランティア~学び編~

上で簡単に今回の活動内容について紹介しました。

ここからは、今回の2週間を経て僕が感じたことをシェアします。

  1. 教育格差
  2. 人間関係
  3. 子供達のバックグラウン

この3点を考えていきます。

 

1.教育格差

今回タイの田舎でボランティアをしてて感じたのは

教育格差は確実にあるということ。

 

はっきりいいます。

僕が行った学校は、学校としては機能してなかったと思います。

 

勘違いしてほしくないのはこれがいけないことだと伝えたいのではないです。

現地の人・文化を最大限尊重したうえで、日本人の視点という偏見も

入りながら、感じたことをシェアしています。

 

機能してない理由

 

そもそも先生が足りてないと思います。

僕が覚えてるだけで7人いますが、小学校には幼稚園もついているので、

一人一クラス持ってようやくって感じです。

 

たまに来るだけの謎の先生もいたけど(笑)しかも偉そうで嫌いだった(笑)

 

では、なぜ足りてないと言えるか。それは子供たちが放置されてるからです。

 

授業時間のはずなのに教室には子供たちしかいないんですよね。

 

これが平常でした。

 

僕たちがいない時どーしてんのかなとか、今になって聞いとけば

良かったなってことが山ほど出てきます。

 

これはタイの中心部に行けばまずありえないことだと

一緒にいたタイ人の女性も言っていました。

 

これが果たして悪いことなのかは分からないけど

良いことではないと確実に言えます。

 

それは子供たちの情報と選択肢を奪っているからです。

 

本来であれば、学校に通うことで最低限の情報が与えられ、

それにより選択肢が生まれてきます。

 

もちろん現代ではネットの普及でその考え方も変わりつつありますが。

 

でもこの学校の子達はその最低限の情報と選択肢がないというか少ないです。

 

授業自体もちゃんと行われているか微妙な所です。

 

この問題は生まれた国や地域によって左右されるのが現状です。

 

学べるはずの子供達の可能性・未来奪ってね?

 

これって本当にいいんだっけ?

 

純粋に疑問です。

 

みなさんはどう思いますか?

 

僕個人はタイで実際に働いてみて、この子達が大人になるときに

教育って重要なのかなー?情報と選択肢なくても幸せなんかなー?

て悩む時間もありました。

 

だけどやはり必要だと思います。

 

何を選択するかは、子供達の自由。

でも与えるべきものを与えるのは、学校ないしは僕たちの責任だと思います。

 

僕は教育のプロでもないし、異文化交流をしに来ただけの外国人

でしかないかもしれません。 

 

偉そうなことを言うつもりもありません。

 

ただ、僕なりに教育を定義すると

1 情報と選択肢を提供すること。

2 自分と向き合う時間を与えること

3 人と向き合う時間を与えること

 

だと思います。

 

情報と選択肢がないままだと、現状から変化するきっかけが生まれません。

 

他の選択肢をしることってシンプルに人生を豊かにすると思います。

 

例えば、たくさん飲み物が選べる自動販売機君Aと

水しか売ってない自動販売機君Bがいたとします。

 

砂漠に行って今日は何売ろうかなって考えた時に自動販売機君Aの方が

お客さんのニーズに応えられる確率高いですよね。

 

何をどう売るかは自動販売機君の自由だけど、

B君はそもそも選択肢が水しかない。

 

つまり、そーゆーことです。

 

自分と他人と向き合う時間がなぜ必要かというと、

人は自分の人生を自分で作るしかない、かつ1人では生きられないからです。

 

自分を知り、相手を理解し、思いやれる人が増えることが

教育のあるべき姿なんじゃないかなーと今は思ってます。

 

多分また変わるけど(笑)

 

 

だから子供達に最低限の教育を与えられる環境は作らないといけない。

今回のボランティアでそう思いました。

 

正直今まで教育格差って聞いたことあるけど見て見ぬ振りしてました。

 

考えたこともなかった。

 

だから、実際に経験することで、考えるきっかけをくれた

今回のボランティア関係者全ての人にありがとうです。

 

2.人間関係

いきなり人間関係?って思った人もいるかもしれませんが、

 

そう人間関係です。

 

小学校で働いていて一番印象的だったのは子供達仲いいなーってことです(笑)

 

50人規模の学校だからなのか、上下関係みたいのもあまりなく

放課後はみんなでバレーしたりサッカーしたり。

 

なんか、ちょっとした大家族のような感じ(笑)

 

先生と生徒の仲もよくて、これまたびっくり!!

 

お互いのプライベート知りまくりで逆に大丈夫かな?(笑)

って思うほどでした。

 

でもそのくらいフラットな人間関係だと生きやすいだろーなって思います。

 

日本に住んでると人間関係で悩むことはあると思うし

皆それぞれいろいろありますよね(笑)

 

それで良いと思います。

 

どっちが良いとかではなくて、自分が好きなところで

好きな人たちと一緒にすごそーって思いました(笑)

 

ただそれだけ、おしまい。

 

3. 子供達のバックグラウンド

そんな楽しそうな子供達にもバックグラウンドはそれぞれ異なります。

 

半分くらいはいわゆる普通の、両親がいる家庭で育っています。

 

でも、それと当時にもう半分くらいの子は両親の

どちらかまたはどちらともともいなく、祖父母と一緒の環境で育っているそうです。

 

これを初めて聞いたときショックでした。

悲しかったし腹が立ちました。

 

その多くの原因はお金だそうです。

お金がないから育てられず、逃げ出したり、祖父母に預けて

どこか遠くに行ってしまう。

 

こんなことがよくあるそうです。

 

人生お金が全てではないだろうと思ってた僕は頭をげんこつで殴られたかのような

気持ちになりました。

 

生きるためにはお金も重要な要素。

 

当たり前のようなことですが、再確認させられました。

 

生き方でお金自分の好きな事のバランスを取るって

めちゃくちゃ難しいことですよね。

 

何はともあれ、子供達って僕が思ってるより強いなって思いました。

 

優しい目の奥に、想像もつかないような現実があって。

 

それでも強く生きている

 

学ばせてもらってばかりの2週間でした。

 

また来年、恩返しさせてもらいにいこーと思います。

 

長くなりましたが読んでくれてありがとうございました♪

 

次回はシンガポール編をお届けします!!